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若松城

若松城

若松城の基本情報

名所若松城
別名:鶴ヶ城
文化財史跡
区分
国の指定史跡
住所〒965-0873
福島県会津若松市追手町1-1
☎0242-27-4005
築城1384年
築主蘆名直盛
入場料大人410円(高校生以上)
小人150円(小・中学生)
スタンプ
設置場所
天守閣内売店


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若松城の歴史

若松城は鶴ヶ城や会津若松城とも呼ばれている南北朝時代に端を発する日本の名城の一つです。

この城は白虎隊でも有名ですが、戊辰戦争の際に新政府軍から攻撃を受けても一か月の籠城に耐え、落ちることが無かったという難攻不落の城です。

元々は南北朝時代の1384年に蘆名氏の7代目当主・蘆名直盛がこの地に館を構えたのが始まりと言われています。

安土桃山時代には伊達政宗との戦いを繰り広げますが、伊達氏に滅ぼされた後は秀吉によって召し上げられ蒲生氏郷の城となりました。

1593年に氏郷の子・秀行が家中騒動で移封されると越後の上杉景勝が入城、関ヶ原の戦いで西軍に従属していた景勝は徳川家康によって米沢に移封され、その後も蒲生氏・加藤氏と城主がかわり、後に会津松平家を名乗る保科氏の城となりました。

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若松城の観光ポイント

若松城跡は鶴ヶ城公園として整備されていますが、ほとんどが国の史跡として指定されています。

天守は若松城天守閣郷土博物館として利用されており、最上階は展望スペースになっています。

中には会津若松の歴史に関係した貴重な資料が多く展示されています。

また、会津若松城は日本の城郭で唯一の赤瓦です。晴れた日には白い壁と赤い瓦のコントラストの美しさも楽しむことができます。

また、県指定の重要文化財に指定されている茶室麟閣があります。

この茶室は会津藩主・蒲生氏郷の茶道の師であった千利休の子少庵ゆかりの茶室で、見事な庭園を眺めながらお茶をいただく事ができます。

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