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萩城

萩城

萩城の基本情報

名所萩城
別名:指月城
文化財史跡
区分
国の史跡
住所〒758-0057
山口県萩市堀内字旧城1-1
☎0838-25-3131(萩市役所)
築城1604年
築主毛利輝元
入場料一般210円
小中学生100円
スタンプ
設置場所
本丸入口料金所

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萩城の歴史

1600年の関ヶ原の戦いで東軍に敗戦を喫した広島城の城主・毛利輝元が減封となった際に広島城に代わる居城として築城したのが萩城です。

1604年に築城が開始され、城が完成しないうちから輝元は入城しており、完成したのは1608年の事だそうです。

この城は指月山という山の麓に築城されている本丸・二の丸・三の丸を有する平城と有事の際の詰めの城として使用される山城とで構成されている梯郭式平山城です。

麓にある本丸御殿は藩主の居館としてだけでなく藩庁としての機能も兼ね備えており、長州藩の拠点でした。

しかし、1874年の廃城令で天守をはじめとして櫓や本丸御殿も破却されてしまい、石垣や水堀を残すのみとなってしまいました。
 
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萩城の観光ポイント

現在、萩城跡は萩城指月公園として整備され、旧本丸跡地には歴代の藩主を祀っている志都岐山神社が創建されています。

公園は城跡としての構造が良く残り、天守閣跡や茶室、旧福原家書院などの旧跡が多くあります。

また、長州藩といえば幕末に討幕派の中心となっていた藩ですが幕末に藩主を務めた毛利敬親が家臣と共に討幕の密談に使用したと言われる花江茶亭が移築されているそうです。

萩でしか見られないミドリヨシノという桜があることでも有名でソメイヨシノが咲き誇るなか純白の桜を咲かせます。
 

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