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甲府城

甲府城

甲府城の基本情報

名所甲府城
別名:甲斐府中城・府中城・舞鶴城・一条小山城
文化財史跡
区分
県指定史跡
住所〒400-0031
山梨県甲府市丸の内1丁目
☎055-227-6179(舞鶴城公園管理事務所)
築城1583年
築主徳川家康?羽柴秀勝?
入場料甲府城(舞鶴城公園):無料(見学自由)
スタンプ
設置場所
①甲府城稲荷櫓
②舞鶴城公園管理事務所


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甲府城の歴史

1582年、織田と徳川の連合軍が侵攻し、甲斐の武田氏滅亡後に豊臣秀吉の命で築城された平山城です。

別名「舞鶴城」とも呼ばれ、県指定史跡になっています。

豊臣政権の時には徳川家康を牽制する役割を果たし、江戸時代には将軍家に近い新藩の中心としての役割を果たしました。

1873年に廃城となったものの、現在に至るまで甲斐の国・山梨県の中心地として繁栄を続ける礎をとなっています。

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甲府城の観光ポイント

同じく甲府市内にある武田氏館とともに観光スポットとして知られています。

現在見ることができる遺構としては本丸・天守曲輪や天守台、鍛冶曲輪の石垣や堀の一部があります。

城跡は公園として整備されており、歴史公園には発掘調査によって発見された石垣をもとに1700年頃の姿を再現した山手御門などがあります。

山手御門の内、山手渡櫓門の中は展示スペースになっており、出土した瓦などが展示されている他、その奥には展望スペースが設けられていて富士山や舞鶴城公園が一望できます。

他にJR中央本線の線路を挟んで歴史公園の反対側にある舞鶴城公園では時代が異なる坂下門石垣や櫓跡、鉄門・銅門跡の礎石、煙硝蔵と呼ばれる火薬庫の跡などが見られます。

また、天守台の石垣には一つの石を二つに割って石垣にした「兄弟石」があるそうです。探してみてはいかがでしょうか。

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