中城城
中城城の基本情報
名所 | 中城城 別名:― |
文化財史跡 区分 | 世界遺産 国の史跡 |
住所 | 〒〒901-2314 沖縄県中頭郡北中城村大城503 ☎098-935-5719 中城城跡共同管理協議会 |
築城 | 14世紀後半頃 |
築主 | 先中城按司? |
入場料 | 大人:400円 中・高生:300円 小学生:200円※保護者同伴時は無料 |
スタンプ 設置場所 | 管理事務所の窓口 |
中城城の歴史
築城年などは詳しくはわかっていませんが、14世紀後半頃までにかけて先中城按司が数世代に渡り築城したと考えられています。南と西の郭、一の郭、二の郭などの城の主要部分が築かれた後の1440年、読谷の座喜味城から移ってきた護佐丸盛春によって三の郭と北の郭が増築され、現在残っている形になったようです。
盛春は1458年に王府軍の阿麻和利の策略により自害、その後中城城は中城王子の居城となりました。
1609年、薩摩藩が琉球に侵攻してくると番所となり、1879年に廃藩置県が行われた後は中城村の村役場として戦前まで地域統括の場所として利用されました。
中城城の観光ポイント
現在は琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産にも登録され、多くの観光客が訪れています。沖縄は太平洋戦争により甚大な戦災をうけ、多くの文化財が消滅しましたが、この中城城は戦争による被害が少なく巧みに積み上げられた石積みなどを見ることができます。
また、石積みの方法も野面積み、豆腐積み、亀甲乱れ積みなど様々なものを見ることができます。
写真は、護佐丸の墓になります。