山形城
山形城の基本情報
名所 | 山形城 別名:霞ヶ城 |
文化財史跡 区分 | 国の指定史跡 |
住所 | 〒990-0826 山形県山形市霞城町1-7 ☎023-641-1212 |
築城 | 1357年 |
築主 | 斯波兼頼 |
入場料 | 無料:霞城公園(山形城跡) |
スタンプ 設置場所 | ①最上義光歴史館 ②山形市郷土館受付 ③二の丸東大手門櫓内 |
山形城の歴史
最上氏の城として知られている山形城ですが、元々は南北朝時代に羽州探題として山形に来た斯波兼頼が築城したものです。築城腫の兼頼は飢饉や疫病、戦乱の続く世を見つめ、自分の半生が戦いに明け暮れたことを顧みて、仏道に帰依し嫡男の直家に家督を譲ると城内に庵を結び、静かに後の生涯を送ったようです。
その後、斯波氏は地名をとり最上氏を名乗るようになります。
最上義光が城主の時代には城郭を大きくし、三の丸や家臣の屋敷が置かれるようになりました。
城下町も整備されましたが、1622年に最上氏が移封された後は石高の減少などにより、城の維持が困難になりました。
山形城の観光ポイント
本丸内にある公園は11月以降公開されていないようなので注意が必要です。また、山形城趾にある二の丸東大手門櫓が毎年期間限定で公開されています。
ここには山形城の復元模型他、山形城の古地図や発掘調査の際に出土した瓦などが展示されています。
見所としては復元された二の丸東大手門もですが、現在山形城趾の周りにある水堀は本来、二の丸の濠だったもので保存状態が良いので当時の城の様子を垣間見ることができるのがポイントです。
また、山形城趾周辺や公園内には郷土館や博物館、最上義光歴史館など山形の風土や歴史を知ることができる多くの施設があり、山形城趾と合わせてこちらも立ち寄りたい場所です。