佐倉城
佐倉城の基本情報
名所 | 佐倉城 別名:鹿島城 |
文化財史跡 区分 | 市指定史跡 |
住所 | 〒285-0017 千葉県佐倉市城内町官有無番地 ☎043-484-6165(佐倉市都市部公園緑地課) |
築城 | 1532年から1552年 |
築主 | 鹿島幹胤 |
入場料 | 無料(見学自由) |
スタンプ 設置場所 | 佐倉城址公園管理センター |
佐倉城の歴史
佐倉城は戦国時代の半ばころから千葉氏の一族である鹿島幹胤が築いたとされる城を原型として1611年頃から佐倉に入封した土井利勝によって築城・整備された平山城です。北には印旛沼、西と南にはそれぞれ鹿島川と高崎川が流れる大地に築城された佐倉城は地の利を生かし、水堀や空堀・土塁を城の守りとしていました。
東側には城下町が栄え、江戸の東側を守る要として幕府の要職を城主が務めました。
城主の入れ替えが多かった佐倉城ですが、江戸時代に堀田正亮が再封入すると佐倉藩は安定した藩政が行われるようになりました。
しかし、明治に入ると維新後の廃城令により城の建物はほとんどが取り壊されてしまい、帝国陸軍の駐屯地となりました。
佐倉城の観光ポイント
現在は佐倉城址公園として整備されており1962年には市指定史跡に指定されています。公園では四季折々の花を楽しむことができ、市民の憩いの場となることも多く、特に3月下旬から4月上旬にかけての桜の時期には混雑を見せます。
その他にも牡丹や睡蓮、花菖蒲も多く植えられており、中でも50種9000株が植えられている菖蒲は様々な表情を見せ、訪れる人の足を止めています。
秋にはイロハカエデや銀杏の葉が赤や黄色に色づき秋の訪れと共に艶やかな色で城跡を飾ります。