岐阜城と一緒に観光したい周辺おすすめスポット
金華山は登山10コースから楽しめる
金華山(きんかざん)へ登るにはロープウェーを使う手段もありますが、トレッキングで山登りを楽しむコースもございます。金華山の登山コースは10のコースからあり、ファミリー向け(初級から中級)、上級コースがありますので自分の体力を考慮して選択することが可能です。
中でも初心者やファミリーにおすすめなのが「七曲り登山道(大手道)」です。
山道が整備され、道幅も広く安全に登山が出来ます。また、山頂途中にあるロープウェイ乗り場近くには金華山リス村があります。
リスに餌をあげたり、触れ合えるので子供に大人気のスポットです。
山頂には岐阜城があり、岐阜の市街が一望でき、見晴らしは最高です。
金華山ロープウェーからの景色は最高
金華山ロープウェーは、岐阜公園と金華山山頂までを約4分で運行します。ちなみに登山コースでは40分~1時間前後が必要です。ロープウェーからの景色は素晴らしく、長良川がきれいです。また、車内ガイドが金華山周辺の説明をしてくれます。
乗車券は片道よりも往復で購入すると割引きになるようです。(大人:片道620円 往復1080円 /子供:片道280円 往復540円)
山頂駅には子供たちに人気のリス村があったり、トイレなども綺麗に整備されています。
岐阜公園は見どころ満載
岐阜公園は金華山のふもとに位置し、園内には織田信長居館跡や冠木門、岐阜市歴史博物館、加藤栄三・東一記念美術館、立礼茶室華松軒、名和昆虫博物館等の施設が並び、観覧する場所がたくさんあるので飽きません。また、岐阜公園北部には、岐阜市と杭州市の友好都市提携10周年を記念に作られた日中友好庭園があります。
ここには多数の桜が植えられ、春にはお花見スポットとなっています。
さらに秋には菊人形や、約3000株の菊が出迎えてくれる菊花展が開催されます。
岐阜公園の入園料は無料。駐車場(300円)は台数に限りがあるのでご注意が必要です。
また、金華山ロープウェイは岐阜公園から出ているので山頂へのアクセスも抜群です。
岐阜大仏は日本三大仏の一つ
岐阜公園の近くに岐阜大仏があり、大仏は大きく、意外に知られていないのですが日本三大仏に含まれます。大仏建立は、江戸時代の1791年(寛政3年)に金鳳山正法寺の第11代惟中和尚が、震災や災害で亡くなった人々のために建立したのが始まりです。
しかし、建立は順調には進まず、完成を見ることなく惟中和尚は他界しています。
その後、第12代肯宗和尚により建立が引き継がれ1832年(天保3年)に大釈迦如来像は約40年以上もかかり、完成しました。
織田信長居館跡へ行く前に信長公居館跡発掘案内所へ立ち寄ってみよう
岐阜公園内にある織田信長居館跡は、未だ全てが解明されいないため、発掘調査が行われています。公園内には信長公居館跡発掘案内所があり、これまで行われてきた発掘調査成果や出土遺物などが展示され一般の方も見学できます。
こちらを見学した後に発掘現場へ行くことで、地形を見ながら、どのような生活が送られていたかなどが理解しやすいのかと思われます。
岐阜市歴史博物館では色々な体験ができる
岐阜市歴史博物館は岐阜公園内にあり、岐阜市の歴史や伝統工芸の紹介をはじめ、様々な体験や体感ができるの博物館になっています。特に歴史の分野では織田信長に着目されており、信長ファンには必見です。
また、各コーナーでは歴博ボランティアの方々が体験補助や解説をしてくれますので、ただ見学するだけでなく内容の濃い博物館なのです。
年に数回、特別展等も開催されています。
黒龍社がある最強パワースポット伊奈波神社
岐阜県の伊奈波神社は「強力なパワースポット」で有名です。境内にある黒龍社には強い御利益があると大変人気の場所です。
ご利益の内容が「願えば願うほど叶う」「どんな願い事も叶う」とされ、ここぞと言う時にお願いに行きたくなる神社ですね。
奈波神社は地元だけでなく、全国各地から参拝客が来ています。
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岐阜県内の城跡めぐりがおすすめ
岐阜城以外にも岐阜県内にはかなりの数の城がありました。現在では城跡となった城ばかりですが、過去にどんな思いがあったのかなど歴史に触れるのも良いのではないでしょうか。
加納城跡
江戸時代初期に岐阜の中心として栄えた平城です。1603年に築城され1871年に廃城しています。
現在は加納公園になっていますが、本丸と一部の石垣が残っており、この石垣は立派で見ごたえがあります。
鷺山城跡
斎藤道三が隠居所とした城です。1190年に築城され1556年に廃城しています。廃城になってから現在まで月日が経っているので、曲輪や堀切などの確認は難しいかもしれません。
鷺山城跡へ向かう山の入り口に北野神社があり、ここでは城の礎石を見ることができます。
川手城跡
斎藤氏、織田氏、豊臣氏に仕えた加藤貞義が築いた城です。1353年に築城、1530年に廃城しています。
こちらも廃城してから土塁を流用されたり、長期間風雨にさらされ、遺構はほぼ無い状態です。現在では高校のグランドに併設され公園となっています。
長森城跡
美濃の守護職を11代に渡って務めた土岐氏の居城です。築城は1184年頃で廃城は不明です。
城趾の後、安藤氏の切通陣屋がありました。現在は城の遺構、陣屋の遺構等は何も残っていません。神社となり城跡碑のみがあります。
岩戸弘法弘峰寺は独自進化系の寺
岩戸弘法弘峰寺は、金華山のふもとにある岩戸公園隣に位置し、日本最大級の岩窟本堂で高野山真言宗のお寺です。洞窟は奥行が16m、高さが5mこの中に本堂があり、洞窟の中は涼しく、真夏は外気との温度差が10℃以上あります。
祈祷日である毎月21日は、無料で弘法灸を据えてもらえます。
お寺でお灸を据えてもられるのは非常に珍しく、お灸の後の説法も大変人気です。
寺院内ではヨガ教室が開催され、現代の風潮を取り入れる等、まさに進化系のお寺なのです。
鵜飼観覧時に立ち寄りたい川原町
岐阜市内の長良川河畔、鵜飼観覧船事務所から南へ延びる通りは通称「川原町」と呼ばれています。川原町は古い街並みが今も残り、狭い間口に長い奥行きの日本家屋等が建ち並びとても情緒があります。
現在、整備が進み、観光しやすいエリアとなっており、伝統工芸品「岐阜うちわ」、岐阜銘菓「鮎菓子」の路面店等があります。
昭和初期のアンティーク着物を取り揃えている店舗がありますので、レンタル着物で散策するのも楽しい思い出になりますね。※要予約確認
また、通りには老舗旅館「十八楼」、その前には「手湯」があります。
この手湯は温泉です。長良川沿いには「長良川温泉」が湧いており「にっぽんの温泉100選」にも選ばれている名湯になります。
他にレトロな建物を利用したカフェ等がありますので、鵜飼観覧の空いた時間にはこちらの川原町界隈でゆったりできます。