武田氏館
武田氏館の基本情報
名所 | 武田氏館 別名:躑躅ヶ崎館 |
文化財史跡 区分 | 国の史跡 |
住所 | 〒400-0014 山梨県甲府市古府中町2611 ☎055-252-2609(武田神社社務所) |
築城 | 1519年 |
築主 | 武田信虎 |
入場料 | 無料(見学自由) |
スタンプ 設置場所 | 武田神社宝物殿 |
武田氏館の歴史
戦国大名武田氏の拠点であった城で躑躅ヶ崎館とも呼ばれています。この地に居を構えたのは主に武田信虎・晴信(信玄)、勝頼の3代で背には詰城があり、東西はそれぞれ藤川・相川に囲まれた自然要害になっていたようです。
中でも有名なのはやはり武田信玄ではないでしょうか?越後の龍・上杉謙信と繰り広げた川中島の戦いは1553年から1564年まで10年にわたって度々あいまみえ第五次合戦でも決着はつかなかったそうです。
この時も本拠はこの武田氏館でした。
武田氏館の観光ポイント
石垣や土塁、堀などの遺構がある他、武田神社の境内になっているため多くの人が参拝に訪れています。この神社近くには二つの井戸があり、二つの内「姫の井戸」は信玄の息子が誕生した際に産湯として使用したと言われています。
また、宝物殿には信玄公の木像や七星軍扇、太刀の「吉岡一文字」、武田二十四将図などを見ることができます。
全国でも珍しい三葉の松は黄金色になって落葉することから金運のご利益があると言われています。
武田信玄は内政に力を注いだ武将としても有名で地元では今も愛されています。
武田信玄を祀っている武田神社は勝運のご利益があり、他にも経済や産業の神としても信仰されています。
農業用水を整備し、農業や商業の発展にも尽力した信玄の足跡は甲府市内にとどまらず、近隣には信玄の隠し湯と呼ばれる温泉や信玄が使用したとされる棒道、のろし台の跡などが残されています。
武田氏館を訪れた際には信玄が体を癒した湯につかり、信玄が愛した甲斐の国に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。