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月山富田城

月山富田城

月山富田城の基本情報

名所月山富田城
別名:月山城・富田城
文化財史跡
区分
国の史跡
日本五大山岳城
住所〒692-0403
島根県安来市広瀬町富田
☎0854-32-2767(安来市立歴史資料館)
築城1185年
築主佐々木義清?
入場料無料(見学自由)
スタンプ
設置場所
安来市立歴史資料館


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月山富田城の歴史

出雲国守護の歴代の居城で日本五大山岳城の一つにも数えられており、天然の地形を利用した難攻不落の城として天空の城とも呼ばれていました。

1221年、承久の乱の武功により佐々木義清が出雲と隠岐の守護となり月山富田城に入城しました。

以降は塩冶高貞が幕府の追討を受け、京極氏(佐々木高氏)が出雲国の守護となり、守護代として吉田厳覚を置きましたが吉田は山名時氏と戦って敗れ、月山富田城は山名氏の城となりました。

しかし、その山名氏も1391年、明徳の乱で敗れて再度京極氏が守護となりました。

守護代として尼子氏が入城し、尼子氏は月山富田城を拠点として勢力を拡大し、実質的に守護権力を手に入れます。

さらに城を拡大整備し、以降1566年に毛利氏に開城するまで代々尼子氏の城でした。

関ヶ原の戦いの戦功で堀尾忠氏が24万石を得て月山富田城に入城し、松江藩が成立しました。

1611年月山富田城は中世の城であり近世の城下町を整備するのに適していなかったため、堀尾忠晴が亀田山に築城した松江城に移り、月山富田城は廃城となりました。

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月山富田城の観光ポイント

月山富田城の本丸部分には城の守護神社である勝日高守神社があり、この神社は城が築城される以前からあったと言い伝えられています。

さらに二の丸には双児井戸の後があります。

また、麓(ふもと)に残る山中御殿平には建物の基礎とみられる石列が発見されました。

そこから本丸跡へと続く七曲は現在石畳で整備されており、堀尾河内守を供養する親子観音や山吹井戸があります。

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