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高島城

高島城

高島城の基本情報

名所高島城
別名:諏訪の浮城・島崎城
文化財史跡
区分
住所〒392-0022
長野県諏訪市高島1-11-16
☎0266-53-1173
築城1592年
築主日根野高吉
入場料大人:300円
小人:150円
※団体割引有


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高島城の歴史

高島城は「諏訪の浮城」とも呼ばれており、三大湖城の一つとしても数えられています。

元々高島城は現在の高島城の位置から北側にある茶臼山に築城されており、茶臼山城と呼ばれていました。

1590年に諏訪郡を治めていた諏訪頼忠が武蔵国奈良梨に転封となり、代わって茶臼山にあった高島城には日根野高吉が入城しました。

日根野高吉は1592年から1598年にかけて現在の位置に新城の築城を開始、3層3階の独立望楼型の天守を有する城でした。

築城当時は主要な建物の屋根が瓦葺ではなく杮葺(こけらぶき)だったようです。

1601年日根野氏が下野国壬生藩に転封となってからは譜代大名の諏訪頼水が入封し、再びこの地は諏訪氏が治めることになりました。

江戸時代には諏訪藩の政庁・藩主の居所として使用されていました。

1871年の廃藩置県後も高島県の県庁として利用されましたが1875年に廃城となり、城内の建物は移築・破却され、石垣と堀の一部が残るのみとなりました。

高島城主であった諏訪氏は、近くにある諏訪大社の大祝職となる権利を持っていました。

諏訪氏の直系は平成の世にも続いていましたが、平成14年に最後の大祝となった諏訪弘氏が亡くなったことで途絶えてしまいました。

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高島城の観光ポイント

現在は本丸跡地が整備されて公園となっている他、1970年に復元された天守・櫓・門・塀があります。

天守内は企画展示や築城・藩主などに関わる展示が行われており、3階は展望コーナーになっています。

また、毎年5月下旬には高島城祭りが開催され、長持や和太鼓のイベントや諏訪が誇る樽酒のサービスなどが行われています。

この時期には城内にあるが見ごろを迎えます。

高島城は桜の名所としても知られており、澄んだ青空に櫓と桜が映え、堀に移るその姿は今では見ることができない「諏訪の浮城」を偲ばせます。

高島城周辺にはゆっくりとした時間を過ごせるカフェもあるのでお城を眺めながらお茶をするのもオススメです。

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