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紅葉の名所で有名なお城ランキング

第1位:彦根城(滋賀県彦根市)


彦根城は伊井氏の居城でした。天守閣の隣には池泉回遊式庭園の玄宮園があり、中国の瀟湘八景(しょうしょうはっけ)を真似た近江八景が見事に再現されています。

玄宮園の紅葉は実に素晴らしく、暗い池にはLEDで照らしだされた真っ赤な紅葉や天守閣が、本物と迷うほどのくっきりとした逆さ絵でうつしだされ、その景色は幻想の世界にでも迷いこんだかのような美しさです。

2019年11月16日~12月1日までの期間「錦秋の玄宮園ライトアップ2019」が催される予定です。

暗闇に妖しく照らしだされた天守閣、周りの紅葉は赤や黄色や緑に彩りを見せ、池の向こう側からの観覧が一番の絶景場所です。

赤く燃えるような紅葉は見る人の心をとりこにしてしまうことでしょう。

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第2位:上田城(長野県上田市)


信州にある上田城は真田昌幸(幸村の父によって築城されましたが、現在は櫓門と石垣を残すのみで上田城跡公園となっています。

上田城城跡では様々なイベントが催されていますが「上田城けやき並木と紅葉まつり」は絶大な人気を誇ります。

公園入り口から続く「けやき並木」は、新緑の時期にも緑豊かにそして秋には色を変えて出迎えてくれます。

けやきやイチョウの黄色と赤いもみじが見頃のピークとなる11月3日(祝日)を含む11月の第一土、日曜日がまつりの開催日です。

まつりでは「上田菊花展」も開かれ、見事に育てあげられた約400鉢の菊の花が訪れる人を楽しませてくれます。

ライトアップされる夜間の景色は、昼間とは全く違う光景です。けやき並木にも目映いばかりの輝きが放たれるのです。

錦秋の城跡にぜひ一度お出かけください。

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第3位:備中松山城(岡山県高梁市内山下)


備中松山城は現存する12の天守閣の中では一番小さい天守閣となり、標高430m臥牛山の山頂に築かれた高さ11mに位置します。

別名「雲海の城」とも呼ばれ、雲の中に浮かび上がるお城の姿は思わず息を飲むことでしょう。

雲海は条件がそろわなければいけませんが、見られるシーズンは9月~翌年4月と言われ、なかでも10月下旬~12月上旬の紅葉の時期に重なります。

無風・朝昼の寒暖差が激しく・風のない午前5時~8時に雲海が見られるチャンスが巡ってきます。

さらには深紅に彩りを見せる紅葉も11月中旬から下旬が見頃を迎えるのです。

ちょっと早起きをして雲海に浮かび上がる天守閣、そして燃え上がる紅葉の最高の1枚を納めてみてはいかがでしょうか。

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第4位:姫路城(兵庫県姫路市)


姫路城は大修復も終えた現在は再び「白鷺城」の別名通りの美しさを見せています。

西側にはお城を借景に取り入れた日本庭園の好古園があります。それぞれが違った特徴をもつ9つの庭園で造られた池泉回遊式庭園になります。

とくに秋の紅葉は人気高く兵庫県内でNo.3の紅葉スポットとされ、見頃となる11月中旬~11月下旬には「紅葉会」と呼ばれるイベントが催され、好古園内がライトアップされます。

今年は11月15日~12月1日までの期間内の金・土・日曜日の予定です。平日はライトアップされていないので要注意です。

園内にある木々は約160本といわれ、種類はもみじだけではないため多彩なグラデーションが楽しめます。

日没になるとライトアップされる天守閣も美しく映え、まるで夜空に浮かぶお城のように見えます。

おすすめは「御屋敷の庭の渡り廊下」から眺める景色です。

赤・黄色に染まった眩しい紅葉ですが、夜間になればさらに鮮やかに照らしだされ一度見れば忘れることができない風景でしょう。

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第5位:郡上八幡城(岐阜県郡上市八幡町柳町)


「天空の城」として注目される「郡上八幡城」は美しい木造の再建天守閣です。朝霧に浮かび上がる城として知られる他、秋には赤く染まった紅葉を炎にみたて真っ白な天守閣が炎に包まれた姿と表現され、お城一体に広がる紅葉が人気です。

郡上八幡の周辺は高い山が多いことから紅葉の色づきは早く11月頃が見頃です。

紅葉の彩りがピークを向かえる時期、紅葉まつりが開かれます。

その名は「天空の城もみじ庭園ライトアップ」。例年は毎年11月初旬から11月中旬までの期間に行われています。

一番の見どころは頭上に広がる夜空を見上げた時に現れる赤と白のコントラストが一層の輝きを放った時に観ることができる極上の景色でしょう。

郡上八幡城の紅葉は、深紅に染められた紅葉や真っ赤に燃え上がる紅葉、その中に浮かびあがる天守閣が幽玄の世界を作りだし、思わず引き込まれてしまいそうな風景です。

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第6位:伊予松山城(愛媛県松山市)


伊予松山城は賤ヶ岳七本槍の1人加藤嘉明により築城されました。

晩秋に開催されるのが、二の丸庭園のライトアップイベントです。

この庭園は二の丸御殿跡を整備し、1992年に二の丸庭園として開園されました。

2013年には「恋人の聖地」にも認定され、園内は恋のパワースポットとまで呼ばれるほどカップルに人気です。

園内には30本ほどのもみじがあり、見頃は11月下旬から12月初旬です。園内全体をイルミネーションで飾り、この紅葉をライトアップするイベント「二の丸 光の庭園」が、例年は11月中旬から11月下旬に開催されています。

ライトロープに導かれながら、昼間とは全く違った景色となる赤く色づく紅葉にライトアップされた天守閣が美しいコントラストを見せるのです。

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第7位:秋月城(福岡県朝倉市)


秋月城は1624年に黒田長興により築城されました。城というよりは陣屋といった方が正解のようです。

現在は旧大手門であった「黒門」を中心に石垣・お堀跡、長屋門などが残されるのみの静かな場所ですが、春の桜、秋の紅葉シーズンにはたくさんの人で賑わいます。

とくに黒門周辺にある20本ほどのカエデが色づく秋は、黒門をより一層引き立てるコントラストが見られます。

どっしりとした黒い門にそれに負けない鮮やかな赤が加わり、うっとりと見いってしまうほどの華やかさになります。

例年見頃は11月下旬から12月初旬ですか、ライトアップイベントは行われていないようです。

園内は桜の木が多いため、一番の紅葉のスポットはやはり黒門となりますが、日々移り変わっていくもみじのグラデーションを覗きに紅葉狩りをお楽しみいただける最高の場所です。

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第8位:会津若松城(福島県会津若松市)


白虎隊でも知られる会津若松城は難攻不落の城とも呼ばれ、戊辰戦争では1ヶ月間もの籠城に耐えぬきました。

大変珍しい赤瓦の天守閣は日本で唯一のものです。

天守閣を中心として広がる公園一帯は鶴ヶ城公園になっており、四季それぞれの花や木々が心和ませます。

紅葉の時期、園内のもみじはライトアップされ一段高い場所に建つ白亜の天守閣と共に幻想的な光景を楽しめます。

見頃は10月下旬~11月上旬、2019年10月19日から11月18日までライトアップが予定させています。

使用される電球は全てLED で植栽用のもののため、採光にかなり優れており、照らし出される紅葉の鮮やかさは見事な色を見せてくれます。

お堀に写しだされる紅葉と秋の夜空に浮かび上がる天守閣に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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第9位:越前大野城(福井県大野市)


街一面を埋めつくす雲の中から姿を見せる「越前大野城」。その幽玄的な姿は「天空の城」とも称され、竹田城跡、備中高松城と共に有名です。

お城のある一帯は亀山公園として開かれ、様々なイベントが催されています。

薄いピンクの桜が咲き終わるとシバザグラが主役の「花のジュータン」が20haの水田をうめつくします。

同じ時期にはお城で「シバザクラまつり」が開催され、続いて初夏を迎え入れるのです。夏のお盆には「おおの城まつり」、そして秋には大野城に赤い彩りをくれる紅葉がとても美しく飾りたててくれます。

大野城のライトアップは通年行われているため、紅葉シーズンのみの特別なイベントは行われていません。

紅葉の見頃は11月下旬、色の鮮やかなもみじが見られ、思わず手を伸ばしてしまうほど空が近くに感じられる風景です。

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第10位:弘前城(青森県弘前市)


弘前城は津軽為信が築城途中であったものを長男の信枚が受け継いで築城した東北でただ1つの現存天守閣です。

弘前城一帯は弘前公園として憩いの場になっており、園内に2600本あまりの桜と1000本のかえでが季節を彩ります。

青森県内で第5位の人気を誇る紅葉は10月の終わりから11月初めが見頃になります。

紅葉シーズンに行われるイベントは「弘前城菊と紅葉まつり」で、例年は見頃となる10月の終わりから11月の初めに行われています。

開催中は夜間のライトアップに加えて、菊の花の品評会やNHK大河ドラマをもとに作られた菊人形が飾られ、会場に華を添えるのです。

園内を明るく色づける紅葉は「杉の大橋」付近が人気のスポットとなっています。

橋の欄干の赤い色が紅葉にとけ込むような景色で橋の上に立てば、まわりの紅葉にのみ込まれるような思いになれることでしょう。

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第11位:岡山城(岡山県岡山市)


岡山城は漆黒の城に例えを持つお城で「烏城」「金烏城」の別名を持ちます。

隣には旭川の流れを挟んで日本三名園に名をあげる「後楽園」があり、園内から望む岡山城もまた見応えがあります。

広さ13万3千㎡の敷地をもつ園内には遠くそびえる山々を借景に取り入れ、四季それぞれの違った景色を楽しめるようにと工夫されているのです。

同じ景色でも昼間と夜間では全く違う一面をもっており、その時期ならではの良さを見られるように春、夏、秋にはライトアップが催されています。

とくに秋に開かれる「後楽園 秋の幻想庭園」では、赤く染まった園内は紅葉にのみ込まれてしまう思いになるほど壮観な眺めです。

中でも「千入の森(ちしおのもり)」から眺める紅葉は、日々色を塗り変え移りゆく紅葉をお楽しみ頂くことができるのではないでしょうか。

2019年度は紅葉が見頃を迎える、11月15日~11月24日に行われる予定となっています。

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第12位:和歌山城(和歌山県和歌山市)


和歌山城は紀州御三家の1つに数えられる紀州徳川家の居城です。お城の北側にあるのが西の丸庭園で別名を「紅葉渓庭園」と呼ばれています。

名前の通り、もみじの名所としても有名ですがライトアップがスタートしたのは2018年からです。天守閣再建60周年を記念して始められたイベントで2018年は11月初旬からはじまりました。

紅葉渓庭園は自然のままの地形を利用して造られており、お城の西堀に続く池を中心にした池泉回遊式庭園になっています。

お堀に浮かんだ「鳶魚閣(えんぎょかく)」を色づく紅葉と合わせると画になりますし、高貴な方しか渡ることの出来なかった「御橋廊下(おはしろうか)」は全国的にも珍しい屋根付き傾斜ありの橋です。

この橋を覆うように彩り豊かに赤、黄色、そして緑の紅葉がそれぞれを主張しながらもお互い自然に溶けこむ良さを見せ合うことでしょう。

水面にうつる紅葉とライトアップされた天守閣は、晩秋の夜空に美しい彩りを添えてくれることに間違いありません。

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第13位:松本城(長野県松本市)


天守閣は昭和11年に国宝に指定され、石垣は自然のままの形の石を利用した野面積みです。松本城の秋は早く9月頃からケヤキやもみじが色づき始めます。

見頃を迎えるのは10月下旬には紅葉がピークを迎えます。「お城まつり」は10月中旬から11月上旬で、大輪の菊を並べる菊花展が開かれています。

雪化粧が始まるアルプスの山並みを背景に国宝松本城とそれに負けない鮮やかなかえでが彩りを加え、最高の眺めを見せてくれることでしょう。

夜間は日没から始まるライトアップで照らし出され、お堀の向こう側から天守閣を眺めると、かえでの赤い色が少し違って見えてきます。

赤・オレンジ・黄色に染まった紅葉が、冬には真っ白に塗り変わるその束の間の一瞬をお楽しみ頂けるのが、松本城なのです。

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第14位:山城(愛知県犬山市)


国宝の犬山城は、別名を「白帝城」と呼ばれる日本最古の現存天守閣です。日没と同時にライトアップされる天守閣は神秘的な風景をかもしだしています。
犬山城が一番の美しさをみせるのが、やはり紅葉の時期でしょう。赤く染まったもみじのトンネルを抜けると目の前に犬山城の姿が現れます。

天守閣前にも見事に色づいた紅葉が一面にあり、もみじの赤と天守閣の白がお互いを引き立たせています。

天守閣前に立ち、見上げるこの景色は絶景と言えるでしょう。毎年見頃となるのは11月下旬~12月上旬ですが、特別に行うイベントなどは予定されていません。

暗闇に浮かぶ「白帝城」ともみじの美しさだけで十分に心が満たされることでしょう。

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第15位:津山城(岡山県津山市山下)


津山城は森蘭丸の弟により、鶴山に築城されたお城でした。明治の廃城令により天守閣は取り壊され、一二三段(ひふみだん)と呼ばれる石垣などが残されるだけです。

現在は城跡一帯が鶴山公園(かくざんこうえん)と呼ばれ、春には公園全体がピンク一色に染められてしまうほどの桜の名所。

そして秋にはオレンジ・赤・黄色の多彩な紅葉で園内はうめつくされる紅葉の名所として知られています。

例年通りであれば見頃となる11月中旬から11月下旬に「お城まつり」が開催され、ライトアップされた紅葉美がお楽しみいただけます。

盆地特有の気候をうけた夜間から早朝の底冷えと日中の暖かさによる温度差が、色づきに深い色合いと鮮やかさを与えるのです。

ライトアップにより照らし出される園内は、きっと別世界にいるような心地になれることでしょう。

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