日本城郭検定✐城マニアに人気急上昇
1~4級まである日本城郭検定
日本の財産である城の奥深い魅力を多くの人に知ってほしい思いから立ち上がった日本城郭検定です。1~4級に分類されており、
4級(入門編):城に興味を持ち始めこれからもっと知りたい、入門者向け
3級(初級):城や歴史が好き知識を持って城を楽しみたい、初級者向け
2級(中級):石垣や堀をみて奥深い歴史や作りを理解したい、中級者向け準
1級(武者返級):城の守りや攻めを考えながら城を巡る、つわもの向け
1級(上級):相当数の城を巡り、本を読み学者並みの知識を持つ上級者向け
歴史ある日本城郭協会の成り立ち
日本城郭協会は、昭和31年4月に井上宗和によって学術研究と文化交流の任意団体として設立されました。その後、昭和42年6月に文部省(現、文部科学省)の創立許可を受け、現在は公益財団法人日本城郭協会として活動しています。
その際の基金500万円は、全額が井上宗和からの献金でした。
日本城郭協会の活動目的としては「日本や世界各国の城郭学に関する研究です。また調査、啓蒙を通じて、民族や歴史、風土に関する知識の普及を図り、そこから教育や文化の発展に寄与すること」と定款に定められています。
日本城郭検定の概要
★実施級・受験料(税込)について一般料金(税込)と中学生以下(税込)があり金額が違いあり、早割や併願割などもあります。
★開催エリアについて
現在は、東京/名古屋/大阪/姫路/福岡で開催しています。※受験会場は受験票に記載されます。
★受験資格について
4級・3級・2級・準1級はどなたでもお申し込みいただけますが、1級は準1級の合格者のみ受験可能です。※準1級・1級の併願受験はどなたでも可能です。但し、準1級が合格点に満たない場合は1級の採点を無効とし1級も不合格となり、1級は1年に1回の実施です。
★出題形式について
すべてマークシート形式(4者択一方式) 4級:50問(問題文はフリガナ付) 3級・2級・準1級・1級:100問
★合格基準について
4級:50問中30問以上正答者は合格になります。
3級・2級・準1級・1級:100問中概ね70問以上正答者は合格になります。
日本城郭検定の合格率と試験日
各級の平均合格率は、1級4.9% 、準1級35.8% 、2級73.6% 、3級82.8% 、4級96.7%。試験日程は年間2回、6月中旬と11月中旬になります。※詳しく公式サイトで確認ください。
日本城郭検定の公式問題集
日本城郭検定試験に合格するにあたって公式の問題集が用意されています。前半に概要、後半に練習問題と上手くまとまった問題集となっており、3級・2級の模擬問題が各100問収録されています。
各問題対して、解説や公式ガイドブックの参照ページが記載されていますので、分からなかった問題を直ぐに見直したりできますので、繰り返し勉強しやすい問題集になっています。
日本城郭検定の出題傾向と対策に非常に便利です。
ロンブー田村淳は日本城郭検定3級合格
かねてより「城好き」を多くテレビ番組などでも公言し、城のうんちくや見方、楽しみ方を伝える番組「おしろツアーズ」(東海テレビ・フジテレビ)のメインMCも担当しているロンブー田村淳。城好きビギナーに対しても独自の城の見方を上手にコメントする田村淳は、日本城郭検定3級を2012年12月に受けて合格しています。
「次は2級にチャレンジしていこうと思います」と話しています。
日本城郭検定3級を受けた感想・口コミ
公式テキストに目を通して一通り勉強はしました。しかし、テキストを読みと自身の知識だけでは、初級の3級といえども結構厳しく感じました。
テキストを理解し深読みしてないと解けない問題や、自分で推測して答える問題などもあります。
ただ、過去に観光したことのある城に関しては、記憶に留まっていたので解けた問題が多くありましたね。
やはりテキストだけでなく経験は大事だなと実感しました。