高田城
高田城の基本情報
名所 | 高田城 別名:鮫ヶ城・関城・高陽城 |
文化財史跡 区分 | 県指定史跡 |
住所 | 〒943-0835 新潟県上越市本城町6-1 ☎025-526-5915 |
築城 | 1614年 |
築主 | 松平忠輝 |
入場料 | ー |
高田城の歴史
1610年に信濃川中島から福島城600万石に入封した徳川家康の6男・松平忠輝が1614年に福島城を廃し、高田城を築城し居城としました。高田城は輪郭式の平城で当時から、天守は設けられていなかったようで三重櫓が代わりとして役目を果たしていました。
関川や青田川などを城の外堀として利用し、石垣はなく、曲輪には土塁が築かれていました。
1870年に本丸御殿や三重櫓などが焼失し、1873年には廃城令によって焼失を免れた他の建物も取り壊されてしまったため、当時の建物は残っていませんが、土塁や堀が遺構として残っています。
1993年、上越市20周年を記念して三重櫓が建てられ、2002年には築城当時、本丸から二の丸に渡っていた極楽橋が調査資料を基に再建されました。
高田城の観光ポイント
高田城は現在高田公園としても整備されており、公園内は日本さくら名所100選にも選ばれているほどの桜の名所としても知られています。復興された三重櫓と青い空、桜のコントラストも非常に見事ですが、この場所は三大夜桜としても有名で、夜にはライトアップされた桜と櫓が夜の闇に仄明るく浮かび上がり幻想的な風景を作り出しています。
また、4月上旬から下旬にかけて高田城百万人観桜会という催しも開催されています。